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2004.08.14 23:14(Sat)

第15話「機械たちの午後 PAT.」

a0025960_22105349.jpg攻殻機動隊 2ndGIGの第15話を見ました。

首を切りあって自害した"個別の11人"と名乗ったヤツらの電脳を解析するためにSpring8に行った少佐とタチコマについてのお話ですね。
今回のお話はタチコマの産みの親(作った人)が出て来ます。

a0025960_22113447.jpgその人は有須田博士というんですが、今回その人が自分の研究室を爆破して自分の研究を取引に他国に亡命しようとしますが、少佐たちの手によって新浜空港で取り押さえられてしまいます。

有須田博士が言った「昔、城を立てた無名の木工は自分がその仕事に携わった証として屋根裏に自分の名前の入った工具をわざとわすれたそうだ…」という言葉はとても印象に残りました。
博士はタチコマなどに装備されているAIを開発した功績を自分が開発したものとして認めてもらいたかったのだ。
しかし、「大政に何かを明け渡すことによって大きな力を得たものの禍福(!?)」つまり莫大な研究費や施設を得ることで国属研究員になった博士にはそれができなく、何を意味するかがわかっていた。
確かに等価交換なのかもしれないが、多大な功績を残した研究者には"等価"ではない。
これはまるで今の日本の研究者の現状をかなり映し出している。

例えば青色発光ダイオード(青色LED)を開発したが、当時勤めていた企業からは特許権や高額の給料はおろかわすが数万の特別給だけしかもらえなかった中村修二博士のように(この企業は何百億以上儲けたというのに…)日本ではアメリカに比べると技術者はあまり待遇はよくありません。
それはベンチャー起業論という大学時に自分が所属していた団体でも言え、身にしみてわかります。

まぁ、毎回アニメなのですが、色々と深く考えさせられる作品だと感心するばかりです。

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