絵描き 淺井裕介 Masking Plant


冷泉荘には同じ時期に二人のアーティストが滞在しながら作品を制作されていたのですが、一人はル・コアンド・レアリテの平川渚さん。そしてもう一人が"淺井裕介"さんです。
DESIGNING展の冷泉荘からのゲストアーティストで、テープや水、石や土など身近なものを用いて紙の上にだけではなく、いろんなところに様々な手法で絵を描く方です。
今回は大名の街の壁に書かれた"落書き"たちをマスキングテープを使って上から絵を描くという面白い試みをされました。
放置チャリと同じくらい深刻な問題である壁への"落書き"ですが、"落書きとアートの違い"について考えさせられる作品でした。


場所は大名エリアに4ヵ所と冷泉荘の建物で合計5ヵ所だったのですが、新たに大名に一ヵ所許可がおり、合計6ヵ所の壁にマスキングテープで描かれた植物="Masking Plant(マスキングプラント)"達が大名の街を彩ります。
上の写真は大名のテムジンやファミマの前の駐車場。

制作していると通行人の方も何をやっているんだと気になったらしい!!
普段は目もとめない落書きに全員ではないですが通っている方が目を留める。
→今回のDESIGNING展のテーマでもある"ON"(→lock on)された瞬間でもあります
そしてその通りを少し赤坂方面に進んだところの壁。
こちらは面白いことに淺井さんが制作した夜に誰かが落書きを追加していた。
HipHopのアンサーみたいw
狙っていたことでもあったらしい。
描かれたマスキングプラントに付け加えられた黒いマーク。
よく見ると大名の他の場所でもこのマークを見かけることがありますね。


そしてこちらは花形館などがあるもう一つ向こう側の通りの壁。
こちらは一番わかり易い作品かな!?
濃い青の部分が木の葉っぱの部分で、観ていて面白かったですね!!

その通りに一つ追加されたマンションのゴミ捨て場にもマスキングテープが。
こちらはモブログで投稿したところですね。
大名の最後はそう、先日移転のため涙のお別れをしたGOCOCHIがあったところの前の赤タンの壁。
こちらは一番酷い落書きなのでなかなかたいへんだったらしいです。
GOCOCHIの場所は駐車場に、そしてビルが建つ予定らしい。

最後は冷泉荘のA棟の壁です。
こちらは現在唯一残っているので淺井さんの作品が気になった方は観に行ってみてください。
>>今回自分が撮った写真はこちらに(by flickr)
今回"落書きの上から絵を描く"という今まで観たことがない作品(インスタレーション!?)でとても面白かったです!!
どれくらいの方がこの作品に目を停めて見たり、感じたりしたのかはわかりませんが、自分がまわっているときにあきらかにDESIGNING?でまわっている方でもない方が目を停めているのを見たのを思うと落書きがある街へのアプローチとしてなんらかの意味があったのでは...っと勝手に思っています。
淺井さんの作品はDESIGNING展の期間中である4/25~4/29の間しか観ることができなく、次の日にはテープは剥がされてもとに戻ってしまうのですが、自分の心にはかなり残る素敵な作品でしたね。
Thanks YUUSUKE Asai.
■絵描き 淺井裕介
http://natural-hi.info/?mode=cate&cbid=313509&csid=0
http://travelradio.standplay.com/will/asai_yuusuke/vol1.html
http://travelradio.standplay.com/will/asai_yuusuke/vol2.html
□DESIGNING展
http://www.designing10.jp/exhibition2008/?exid=01
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