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2009.06.15 21:14(Mon)

福澤諭吉展 - 福岡市美術館

福澤諭吉展 - 福岡市美術館

福岡市美術館で行われていた『福澤諭吉展』を観に行って来ました。

"福澤諭吉"というと『学問のすゝめ』『文明論之概略』などを問いた明治維新の時代に活躍した思想家で、みんなが大好き一万円札にも肖像画が使われている有名な歴史上の人物ですね。

そんな福澤諭吉がつくった慶應義塾(大学)が創立150周年を祝って行われた彼の人生に迫る展示です。

展示を観て思った事は何より福澤諭吉の思想が現代社会に対しても古さを感じさせない先を見据えた思想ですね。
激動の幕末、明治維新の時代にあって当時こそは異端な考えだったはずなのにここまで広め、語り継がれて来た人物はそんなにいないのではと感じさせられました。

中学や高校の教科書では"福澤諭吉=学問のすゝめ"というイメージしかあまりなく、その「学問のすゝめ」自体も詳しい内容についてはよく覚えていません。

ただ、彼の有名な思想の一つである "一身独立して一国独立する" という言葉は長期に渡る鎖国からの開国、西欧諸国への追いつけ、追い越せという動き、文明開化という時代を考えさせられます。

他にも西欧諸国に見習った「男女の平等」についても日本でいち早く説いた人でもあるようで、本当に当時の日本の思想からすると本当に異端な方だっなと伺えます。
ただ、それらの逆風をもろともしない、アンチテーゼとは違った活動によって突き進んで行く姿は本当に考えさせられました。

なんで野口英雄や夏目漱石などではなく、福澤諭吉が一番最高価値の一万円札に使われているのかなんとなくですがわかった気がする展示でした。

東京、福岡ときて8月からは大阪であるそうです。

■福澤諭吉展
http://www.fukuzawa2009.jp/
Wikipedia

□福岡市美術館
http://www.fukuoka-art-museum.jp/

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